とんぼ玉・バーナーワークのよくあるQ&A

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ガラスロッドについて

新ガラスロッド(Cシリーズ)について

バーナーについて

新バーナー(Air Force MAX)について

その他の商品について

作業について

作り方について

バーナーワークについて

とんぼ玉・バーナーワークのよくあるQ&A

ガラスロッドについて

鉛成分は有害ですが、人体にはどのような影響がありますか?

血液中0.6mg/濃度になると、神経障害、疲労、頭痛といった症状が表れますが、これはあくまで水道水に対する 血中濃度での情報です。鉛ガラスをバーナーで熔かした場合の揮発量については、今の所詳しいデータはありませんが、 1000℃以上の高温度でガラスが熔けた場合、酸化鉛の形で揮発します。

とんぼ玉制作の温度は、たかだか700℃~800℃と考えられるので揮発速度はかなり小さく、また作品も小さいので 揮発総量も微量だと思われますが、どうしても不安だという場合にはホームセンター等で市販されている防塵用マスク、保護メガネを付けて作業するとより安心と思われます。

鉛の溶出については若林博士のガラス夜話にも詳しく掲載しております。

kinariガラスは何度で熔けますか?

A.軟化点(柔らかくなる温度)の550度位から溶け始めます。
kinariガラスは現在市場に出ている工芸ガラスの中では最も低い温度で熔けるため、初心者の方にも扱いやすくなっております。

その他kinariガラスロッドの特徴についての詳細をご参照ください。

ガラス棒の太さがちがうのは何故ですか?

A.機械ではなく職人さんの手によってガラス棒を手で引いているため(A、Bシリーズ)、棒の太さは微妙に変わってきます。
商品として出荷しているものはH約H400mm~530mm、約35~74gの基準をクリアしたもののみで、基準を外れたものはガラスロッドぷちなどに回っています。

バーナーであぶっていると色が消えてしまうものがあるのですが何故ですか?

A.ガラスを作り、着色を行う段階で比較的低温のときに着色されたガラス棒等に関しては、 バーナー等高温で熱すると色が消えるということが起ります。主にピンク系統のガラスで起りやすいようです。

その他kinariガラスロッドの特徴についての詳細をご参照ください。

鉛ガラスとソーダガラスを混ぜてとんぼ玉は作れないのですか?

A.性質の異なるガラスを融かし合わせると冷ました時に割れる可能性があります。 これは一般的に鉛ガラスの方が冷め足が長く、ソーダガラスの方が冷め足が短いためです。(冷め足...熱したガラスが冷める速度)
また、ソーダガラスが鉛成分により色がにごる(黒化現象)場合もあります。 2種類を混ぜて使用する場合、ソーダガラスの割合を少なくして使用すると問題ないと思います。

その他kinariガラスロッドの特徴についての詳細をご参照ください。

ガラス棒をバーナーで融かす時、先端が割れて飛び散る事がありますがどうしてですか?

A.ガラスは、急冷急熱に非常に弱い性質をもっているので急に火に近付けると歪みが生じ割れる事があります。
ガラス棒を熔かす時は火の遠くから徐々に余熱をかけて熱するようにして下さい。

クリアーガラスを熔かしているとだんだん黒ずんで来るのはなぜですか?

A.ガスの不完全燃焼により表面に「すす」と呼ばれる黒ずんだ物質が付着しているものと思われます。
ガスが完全燃焼するか不完全燃焼するかは空気(酸素)量とガスの比率で決まります。 特にクリアーや白のガラスにはすすが付着しやすいため、ガスの量を少し絞り、空気を多めに作業していただければ付きにくくなります。

また、炎のどの高さで作業するかどうかでもすすが入りやすかったり、入りにくかったりします。
あまり低い位置での作業はおすすめしません。
さらに、炎の温度が熔かすガラスに合っていなくてもすすが入ったりしますので、使用ガラスとバーナーの温度が適正かご確認ください。

ちなみに、黒や紺、紫などの色は空気を多めに作業すると「銀化」と言って表面がメタリックに光った感じになります。
それを防ぐにはガスの量を少し多めに作業することですが、1つの玉に白と黒などを使用する場合にはガスの絞り具合を小まめ変えなければならず、高度な技術を必要とします。

金赤はホームセンターなどでは購入できないのですか?

A.金赤のガラスは生産がかなり難しく、品質検査をクリアできるものが非常に少量のため、現在(2006.02)は直営店およびキナリウェブサイトのみでの取り扱いとなっております。ご迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。
生産方法を改善し、安定して生産できるようになりましたらすぐにHPでお知らせいたしますのでお待ちください。

ちなみに「金赤」とはワインレッドのような、少し青みを帯びた透明で鮮やかな赤い色のことを指しますが、原料に金を使用しているため、その名前が付きました。また、金を使用しているため、他の色のガラスに比べて高価になります。

今販売している金赤と以前販売していた金赤って違うんですか?

A.以前販売していたものとは異なるタイプのものとなります。
以前はロッドの状態では透明で、あぶると赤くなりましたが、今回販売しているものはロッドの状態ですでに赤く、あぶると若干色が濃くなります。

また、以前の金赤は紫味がついていますが、今回のものは赤みがあります。色濃度は薄くなり、点打ちなど少量ではピンクになります。
長時間熱していると濁りが出てくる傾向がありますので、早めに仕上げるようにして下さい。

新ガラス(Cシリーズ)と合わせることは可能ですか?

A.弊社実験の結果、新ガラスと合わせても膨張係数の違いによる割れは見られませんでした。ご安心の上、ご使用下さい。

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新ガラスロッド(Cシリーズ)について

アルカリシリケートの「シリケート」って何のことを言いますか?

A.シリカ(硅砂)を指します。硅砂はガラスの組成比率の多くを占める主成分です。名前の通り「砂」で、海岸の砂と基本的には大差はありません。砂を高温で熔かしてガラス質にしているのです。
アルカリやシリカは他のガラスでも使用されていますが、アルカリ、シリカが多いことが特徴のガラス、ということでこの名称がつけられました。

他にアルカリシリケートガラスという種類のガラスは販売されているののですか?

A.工芸ガラスでは聞いたことがありませんのでおそらくないと思われます。

成分は今までのソーダ・鉛とどう違うのですか?

A.今までと最も違うところは、鉛を一切使用していないというところです。他にアルカリ、シリカの成分が多く含まれております。
また、鉛と合わせることができるようにソーダガラスを調整して作られました

なぜソーダとも鉛とも合わせることができるのですか?

膨張、融点、粘度、冷め足を両方に合うように調整したためです。

C2-w(純白)とCS1-wⅠ(濃純白)はどう違うのですか?

A.どちらも不透明の白色となりますが、CS1-wⅠ(濃純白)の方が白の着色成分を多く含んでおりますので、レースやパーツ制作など、ガラスを細く引いてご使用される際に、よりはっきりと白い色を残すことが可能です。
通常の地玉や模様付けなどの場合は、その違いがわからないほどC2-w(純白)でも今までより濃く、白くなっております。

また、不透明の白は今までのA、Bシリーズではやや扱いが難しいところもございましたが、Cシリーズの白はただ色がより白い、濃いというだけでなく、非常に使いやすくなっておりますので 初心者の方にも扱いやすく、おすすめです。

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バーナーについて

kinariバーナーはどの種類のガラスを熔かすことができますか?

A.kinariバーナーは、エアーとガスを混合させて炎を立ち上げさせる「エアバーナー」の種類に属しますが、炎の温度が600~1500℃で比較的低い温度で熔ける低融ガラスを熔かすことが出来ます。
具体的には国内でよく使用されている工芸ガラスのkinariガラスと佐竹ガラスになります。佐竹ガラスはkinariガラスよりやや熔ける温度が高いため、少し硬めに感じられるかもしれません。

モレッティーと呼ばれるイタリアのガラスは当社製品のファン式エアーバーナーでは十分にとんぼ玉制作はできませんが、Air Force Maxではとんぼ玉程度であれば問題なく制作することができます。
また、モレッティーより熔ける温度が高いパイレックスなどの硼珪酸ガラスは、エアバーナーで熔かすことはほとんど無理で、高温の酸素バーナーを使用します。

kinariバーナーにはコンプレッサーが付いていないのですか?

A.kinariバーナーにはコンプレッサーは付いておりませんが、ファン内臓のバーナーですので別にコンプレッサーを用意する必要はありません。
ファン内蔵にすることにより、価格を抑え、省スペースで音も静かなため、ご家庭でより気軽にバーナーワークを楽しんでいただけます。

ちょうどいい炎がわかりません。

A.全体の炎が青く安定して立ち上がっており、火口の小さなたくさんの炎も青く安定しているのが良い状態の炎です。
良い状態の炎を作るにはまず、ファン風力調節ボリュームを「大」に回してから点火し、ガスコックを回して調整してください。

その他バーナーの操作手順等の詳細がございますのでご参照ください。

都市ガスならどんな種類のものでも使用できますか?

A.kinariバーナーは都市ガスの内、13A(天然ガス)、12Aとよばれるものに対応しております。
その他の種類の都市ガスは炎が出にくかったり、逆に出すぎたりして危険を伴いますので、ご使用はお控えいただき、プロパンガスをご利用ください。都市ガス専用タイプのバーナーの場合は、新たに兼用タイプのバーナーをご購入下さい。

プロパンガス用のバーナーを都市ガスで使用してもかまいませんか?

A.事故の原因になりますのでプロパンガス用のバーナーは必ずプロパンガスを、都市ガス用バーナーは都市ガスをご利用ください。
誤ったご利用での事故、怪我等の責任は負いかねますのでご了承ください。
ただし、2006年1月以降に販売しているバーナーにつきましては兼用タイプとなっておりますので、どちらのガス種でもご利用することが出来ます。

その他バーナーの注意事項等の詳細がございますのでご参照ください。

プロパンのボンベを使用するとき、調整器は必要ですか?

A.LPGボンベとガスバーナー本体の間に必ずガス調整器(レギュレータ)を取り付けてください。
レギュレータの減圧能力は5kg/hで、出口圧力は2.75kpaの自動調整器をご使用ください。

その他詳細はお近くのガス設備業者にお問い合わせください。

バーナーにつなぐガスホースはどこで購入すればいいですか?

A.ホームセンターやガス屋さんで購入できます。
ガス種によって使用するホースは決まっておりますので必ず規定のものをご使用ください。

kinariバーナーでも吹きガラスはできるのでしょうか?

A.小さいサイズのものでしたらkinariバーナーでもバーナーの吹きガラス(バーナーブロー)は充分楽しんで頂けるかと思われます。
とんぼ玉をある程度経験された方で、バーナーブローにご興味をお持ちの方や、実際に始められる方も最近では増えてきているようです。
kinraiではバーナーブローに必要なブローパイプも販売しておりますのでよろしければご検討下さい。

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新バーナー(Air Force MAX)について

メインバーナー、シャープバーナーの炎の色は何色に調整すればいいでしょうか?

A.炎の色ですが、Air Force Maxにつきましてはうっすら赤色になる状態が通常の酸化炎の状態となります。
使用するガラスロットによって最良の炎は多少異なりますので、その都度微調整を行ってご使用下さい。

メインバーナー用バルブを「CLOSE」にしても炎が消えません。通常は「OPEN」の状態で使用するのですか?

A.通常はメインバーナー用バルブは「OPEN」の状態でご使用下さい。

メインバーナー用バルブを「CLOSE」にしてもメインバーナーの炎は消えることはありません。
これは、メインバーナーの燃料がメインバーナー用バルブが付いたパイプと、真ん中にあるパイプより供給されており、たとえ上記状態であっても真ん中のパイプより燃料が供給されているためです。

メインバーナー用バルブはシャープバーナーを使用する際に、シャープバーナーのバルブを全開にした状態よりさらにシャープバーナーの火力を上げたい場合に使用します。

バルブは燃料の送り先を変えるためにあり、メインバーナー用バルブを「CLOSE」方向に回すことにより、本来このパイプに供給されるはずの燃料が真ん中のパイプとシャープバーナーのパイプに分散され、その結果シャープバーナーの火力が上がるという仕組みになっております。(その分メインバーナーの火力は落ちてしまいます。)

ガスを節約するために、エアーとガス量をかなり絞った状態で長時間使用しても問題はないでしょうか?

A.そのようにご使用していただいても問題はございませんので、火力が必要ない場合は節約してご利用下さい。

連続使用可能時間の目安はありますか?

A.弊社の実験結果では連続16時間使用しても異常や不具合は発生しませんでしたので、通常のご使用をされる場合には問題なくご使用いただけるかと思います

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その他の商品について

kinariの徐冷剤(カルライト)にアスベストは含まれていませんか?

A.カルライトは天然原料を使用しておりますが、X線での回折分析の結果、問題となるアスベストの検出は認められませんでした。
ご安心の上ご利用くださいませ。
ただ、いくら安全とはいっても原料は石の粉ですので、体内に吸い込まないに越したことはありません。
気になるようでしたら防塵用マスク、保護メガネを 付けて作業するとより安心かと思われます。

また、カルライトのX線回折分析グラフがございますのでご参照ください。

金太郎飴のようなガラス棒はどうやって使うのですか?

A.金太郎飴状のものをミルフィオリ、ムリーニなどと言います。基本的にガラス切りで好みの長さに切って玉に埋め込んだりして使いますが、使い方は自由です。色々あそんでみてください。

バーナーワーク専用メガネは必要ですか?

A.裸眼で炎を見続けると紫外線等の有害物質をあび、長期間その状態を続けていると白内障の原因にもなります。また、まぶしい光を見続けていると眼が大変疲れやすくなります。バーナーワーク専用のメガネは紫外線や赤外線をカットし、まぶしい光を抑えますので必ずつけて作業するようにしてください。
kinariではアイプロテクターという専用メガネを取り扱っております。比較的安価でお求め安いかと思われますのでよろしければご検討ください。

また、アイプロテクターの詳しい性能がございますのでご参照ください。

真鍮線にガラスを巻きつけて作品を作りましたが徐冷後割れてしまいます。

A.真鍮線に限らず金属とガラスを合わせる場合は、金属の熱し方が足りないと割れる可能性が大きくなります。真っ赤になるまでよく焼いてからガラスを付けてみてください。
ただし、あまり焼きすぎると金属がボロボロになってしまいますので、焼きすぎにもご注意ください。

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作業について

ガラスは炎のどの位置で作業すればいいのですか?

A.ガラスを熔かす時は、火口から30cmぐらい上のところから余熱を与え、徐々に下げていって火口から10cmぐらい上のところで作業してください。
基本的に作業は火口より10cmくらい上、と考えていただけれは良いかと思われます。

細工をする際には炎と外気との境目(「外火」、「カベ」などと呼んだりします。)を利用したり、ガラスの形を変えずにキープしたい時には遠火(炎の上)を利用したり、作業に応じて適切な位置で行うことが大切ですので、最初はなかなか難しく感じられますが、練習して徐々に身につけていってください。

作ったとんぼ玉はそのまま冷ませばいいですか?

A.ガラスを急激に熱すると割れてしまうように、急激に冷めても割れてしまいます。
大きな作品は電気炉(キルン)でゆっくりと冷ましていきますが、とんぼ玉程度の小さなものでしたら、徐冷剤での徐冷(ガラスが割れないようにゆっくり冷ますこと)で充分です。

徐冷剤はカルライトの他にも藁灰や、園芸用のバーミキュライトなどがあります。

離型剤を巻取り棒につけてよくかわかしてから火にあぶってガラスを巻きつけてますが、 離型剤がボロボロとくずれてきます。

A.離型剤がはがれてしまう原因はいくつかあります。

まず、離型剤自体が均一に混ざっていない場合、また濃度が薄すぎる、もしくは濃すぎる場合。
離型剤は人によって好みの硬さがあるかと思いが、まずはお手持ちの離経剤の作り方の分量通りにお作りいただき、ムラにならないようによく混ぜてください。離型剤はしばらく置いておくとすぐに水分と分離してきますので、つける前にはかならず混ぜて均一にしてからつけてください。

つぎに、離型剤のつけ方が悪い場合。
離型剤をつけるときは巻き取り棒を垂直にもち、均一に混ざった離型剤の中へ、垂直のまますっと入れ、すっと出してください。
慣れた方は2度づけされたりもしますが、これははがれやすいので、初心者の方は1度づけのほうがよいかと思われます。

また、離型剤が乾ききっていない状態でガラスを巻きつけた場合。
離型剤はよく乾燥させた状態でガラスを巻き取ってください。
離型剤をつけてから1日は置いて自然乾燥させるのがベストです。また、炎の中にいきなり入れてしまうとぼろぼろとはがれてしまいますので、最初は炎の上で20~30秒ほど余熱をかけてから炎の中に入れ、その後離型剤が赤くなるまでよくあぶってから巻きつけてください。

最後に、巻きつけるガラスがよく熔けていない場合。
ガラスが硬いと離型剤はガラスにはがされてしまいますので、巻き取る時は中心までしっかり熔けて柔らかくなったガラスを巻き取ってください。

これらのことが改善されればうまく巻き取れるかと思われます。最初は難しく感じられるかと思いますが、慣れれば簡単ですので気長に取り組んでいってくださいね。

巻き取り棒に離型剤がうまくつかないのですが、何か方法はないですか?

A.離型剤がうまくつかない原因は徐冷剤の濃度が薄かったり、ムラがあったりする場合と、巻き取り棒自体に問題がある場合があります。

離径剤のつけ方をご参照ください。
巻き取り棒に錆び止め用の油脂が付着している場合は、油ですべって離型剤がうまくのりません。その際はバーナーで離型剤をつける部分をよく焼いて、油分を飛ばしてください。
また、棒の離型剤をつける部分に、サンドペーパーなどで凸凹をつけておくとより離型剤の付きがよくなります。

徐冷した後とんぼ玉が巻き取り棒から外れないのですが、なぜですか?

A.とんぼ玉がはずれない原因はいくつか考えられます。

1、離型剤の濃度が薄い場合。
濃度が薄いとガラスが巻き取り棒にくい付いて取れにくくなります。この場合は離型剤をしばらく置いて、浮いてきた余分な水分を捨てて使用してください。

2、離型剤の付き方にムラがある場合。
離型剤はすぐに沈殿しますので、つける前には必ずよく混ぜて濃度を均一にして下さい。また、付ける際も巻き取り棒を垂直にすっといれ、出すときも垂直にすっと出してください。斜めにいれたり、なんども付けたりするとムラの原因になりますので、慣れるまでは一度付けの方がいいでしょう。

3、ガラスを巻き取るときに離型剤ごと巻き込んではがしてしまう場合。
これはガラスの温度が低い場合に起こりますので、熔かしたガラスが均等に高い温度を保っているかをガラスの色で確認してから巻き取るようにしてください。

4、巻き取った玉を炎の中で長時間作業した場合。
炎の中心で長時間作業すると、玉がどんどん高温になり、中の離型剤がはがれてくることがあります。むやみに中心に入れずに作業に応じ炎の位置を心がけて下さい。

とんぼ玉を始められる方の多くは離型剤でつまずかれるようです。最初は難しいと感じられるかもしれませんが、慣れるとコツをつかめるようになりますので、しばらくは無地の玉などで練習してみてください。

ちなみに、とんぼ玉がはがれにくい時は水の中に玉をしばらく入れておいて離型剤を熔かし出し、取り出して巻き取り棒の持ち手の方をペンチでつかみ、とんぼ玉を固く絞った濡れ布巾等で包んでぐいっと回すと取れる場合も多々あります。
取れなくなったら、まず一度試してみてください。

徐冷した後のとんぼ玉にブツブツとへこみができてしまうのですが。

A徐冷剤に入れるタイミングが早すぎ、まだ固まりきっていないガラスに徐冷剤の型がついてしまったからです。もう少しタイミングを遅らせてみて下さい。
また、いきなり徐冷剤の中につっこまず、最初は徐冷剤の表面でとんぼ玉をコロコロと回して徐冷剤が玉にくっついてこないか確認してから中に入れてみて下さい。

徐冷剤で徐冷を行なっているのですが、しょっちゅう割れてしまいます。

A.徐冷剤に入れるタイミングが遅いと、作品が必要以上に冷えて取り出した時に割れてしまいますので、作品の大きさにもよりますが、炎から出して20~30秒くらいで徐冷剤の中に入れましょう。
また、取り出すときのタイミングが早いと外気との温度差で割れてしまいますので徐冷剤の中に手を入れて上から触ってみてぬくもりが残っていないか確かめてから取り出しましょう。
ただ、夏はエアコンの風が徐冷剤から出してすぐの作品にあたって割れたり、冬は気温が低くて割れたりすることもありますので、一晩置くのが一番安全です。

他に、ソーダガラスは冷め足が早く割れやすいので、特に気をつけて徐冷してください。
また、バーナーワークで作る小さなものであれば、徐冷は徐冷剤で充分ですが、大きなものや作業工程が多く、何回も細工を重ねたものになると限界がありますので、電気炉などで徐冷を行うほうが確実に徐冷できます。

作品が割れる原因には徐冷以外にも様々にあり、制作時の温度管理が不十分、ガラスの中に熔融温度の異なる異物が混入するということも考えられます。金属に熔着させる場合は相手の金属を充分に熱することが大切です。
また、熔着面が薄すぎても割れる原因になります。

作業後体調を崩してしまいました。

A.とんぼ玉を作るとき、いわゆるバーナーワーク作業時の注意点としては

1.近くの小さいものを集中して見るという作業が続きますので、30分毎に遠くのものを見る(青空を見るなど)様にしてください。

2.ガラスが熔けるときに出る炎(炎色反応といいます)により目が疲れることがあります。長時間見続けないようにしてください。
炎を裸眼で長時間集中して見続けると白内障の原因にもなりかねません。炎色反応の炎の色を消すバーナーワーク専用メガネというものがございますので、バーナーワーク時には必ず専用メガネを着用するよう心がけてください。

3.ガスバーナーを使用するとき、バーナー燃焼時に若干ガスが不完全燃焼することもありますので、部屋の換気には注意してください。作業が終了すると窓を開けるなどして部屋の換気を十分にしてください。

上記注意点を守っていただき、何事も"やり過ぎない"様に続けてください。

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作り方について

いつもタマネギみたいになってうまく玉の形ができません。

A.とんぼ玉の形をきれいにそろえるのにまず必要なことは、巻き取り棒を床と平行に保ちながら回転させることです。
形が丸くならずしずく形になってしまうのは、必ず巻き取り棒がどちらかに傾いてしまっているからです。
巻き取り棒を平行に保つことは一見簡単なようですが、初心者の方の場合は特に、他のことに気がとられてつい傾いてしまうことがよくありますので、常に意識しながら回すよう心がけてみてください。

巻取りがうまくいき、巻き取り棒が平行に回すことができれば、コテを使わなくても炎の力だけで両方にきれいなへそが自然とできます。
(へそ...玉の穴がなめらかに入っている状態。)
何ごとも"基本"をきっちりおさえておくことがとても大切です。
なかなかうまくいかないからといってあまりあせらず、じっくり取り組んでいってください

クリアー被せはどうやってやるのですか?

A.クリアーを被せる方法はいくつかあります。

1、クリアーの細いガラス棒を作り、それを玉に隙間なく巻いていく方法。

2、被せるのに充分な量のガラスを熔かして一旦それを平らにつぶし、さらによくあぶって玉に巻きつける方法。

3、熔かしたガラスをそのまま一気に玉にまきつける方法。などです。

1が一番簡単で、3が一番難しいですが、難しくなるほど泡も入らず美しく仕上がります。他にも方法はありますのでいろいろ試してみてください。
また、「クリアー被せ」は被せる際の地玉の温度管理がとても重要です。高すぎると被せた時に地玉の形が崩れ、低すぎると徐冷後に割れてしまいますので、十分に注意して作業して下さい。

クリアーを被せると中の柄がゆがんでしまいます。

模様が崩れてしまう原因はいくつかありますが、クリアーを被せた後、仕上げるまでの時間がかかりすぎているのではないでしょうか?

その場合に気をつけることは、クリアをかなり柔らかくして被せる、そして被せてからすばやくコテでならして形を整えることです。被せてからの時間が長ければ長いほど玉がクリアの熱をうばい、形は崩れてしまうので、出来れば数秒で仕上げてしまいましょう。

立体のバラってどうやって作るのですか?

A.立体的なお花を作るには高度な技術を必要とします。
kinariでは皆さまに自由な発想で作品作りをしていだだきたいと考えておりますので、詳しい作り方を教えるのは差し控えさせていただいております。

ヒントをさしあげるとしますと、バラのお花の作り方は何種類かありますが、バラの花の構造と同じように作るのが美しく、それらしく見えるようです。
花の構造をよく観察してみてください。中心から重なり合うように花びらがついています。それをガラスに置き換えて制作してみてください。
また、パーツを玉に埋めるときはガラスカッターではなくバーナーの炎で円錐状になるように切り、立体状のまま地玉に埋め込んで使用します。

花びらのパーツに限らず、ガラス工芸においてどのように作り、どのように組み合わせるかなどについては"これ"という正解はありません。
いろいろためしてみて、ご自分なりの方法を見つけてみてください。

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バーナーワークについて

バーナーワークを始めてとんぼ玉を作ってみたいのですが その作り方を学べる本等は出版していますか?

A.とんぼ玉自体の本はいくつかありますが、とんぼ玉の技法は職人の世界の中で師匠から弟子に受け継がれていたということもあり、教本はなかなかないようです。
kinariからは、とんぼ玉を始める皆さまがとんぼ玉の世界に気軽に入っていけるよう、初心者向けの教本「やさしいとんぼ玉の作り方」(税込み¥2,940、全カラー65ページ)をご用意しております。よろしければご利用ください。また、本と同じ内容のビデオも販売しておりますのでご参照ください。

バーナーワークを始めたいのですが、どこで道具を揃えればいいですか?

クラフト用品店様や大きなホームセンター様などで取り扱われていることが多いです。kinari商品の取扱店をご参照ください。

kinariでは必要な道具が揃ったバーナーキット(ファン内臓エアーバーナー、ガラス棒1kg、徐冷材、離型剤、ピンセット、ガラス切り、 巻取り棒、予熱台、ハサミ、ビデオetc.)や、最小限の道具が揃ったバーナーキットぷちを販売しております。よろしければご検討ください。

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